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大河ドラマ 平清盛 最終回 評価

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NHK大河ドラマ「平清盛」が12月23日で最終回を迎える。

ほぼ大河史上ワーストの平均視聴率となりそうな勢い(のなさ?)で、
第47回目までの平均視聴率(関西地区)は11・7%。

ちなみに、これまで過去最低だったのは、
マダム貞奴(松坂慶子)を中心に、川上音二郎(中村正俊)、福澤桃介(風間杜夫)を扱った
「春の波濤(はとう)」(昭和60年)の13・0%。

毎回の視聴率でも、1994年8月14日放送の「花の乱」10.1%を下回り、
大河ドラマ史上初の一桁台(しかも1回ではない)を記録した。


視聴率が悪いとドラマとしての評価も悪いのか?

確かに衣装や背景が汚いとか、画面が暗くて見辛いなどの批判があった。

時代背景を忠実に再現する、リアリティを追及した雰囲気作りを目指した結果とのことだが。

キレイにして、明るくしても視聴率は改善しなかった。


次に多かったのが、話が地味でしかも理解が難しいという点。

戦国時代、江戸、維新期と違って、
時代背景や史実があまり一般に知られていないということだろう。

ある程度知られている幕末・維新期にしても、討幕と佐幕、開国と鎖国など政治色が強く、
戦国時代のように単純に敵味方が分けられず、地味目な密室の政治談議になりかねないため、
人気の点では戦国時代モノを上回るのは難しいと言われてきた。

それが「平清盛」は平安時代末期。苦戦するのもやむを得ないだろう。


さらに言えば、死後一族滅亡とはいえ、清盛本人は血みどろの政争を生き残ったいわば勝ち組。

判官びいきというか、ある程度苦労したり、悲劇的展開の方がドラマにし易く、人気も出やすい。

いつも同じような時代だと飽きるし、「平清盛」のストーリーは面白かった、という意見も確かにある。

開始当初から苦戦するだろうと予測していたが、よく平均視聴率10%以上を維持したものだと思う。



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